オロポとは?作り方と最適な割合を検証!どんな効果がある?

オロポの写真

オロポとは、「オロナミンC」と「ポカリスエット」を合わせた飲み物のことを言います。

味はビタミン飲料特有の風味と果汁の甘酸っぱさが合わさり、マイルドかつ爽やか。

微炭酸で飲みやすく、大量の汗をかいて失った水分と栄養素を美味しく補うことができるため、サウナドリンクの定番として人気の飲み物です。

この記事では、オロポの作り方や効果など詳しく解説。

オロポについて詳しくなれば、あなたはもうサウナの達人です♪

オロポの作り方

まず気になるのは、その味ですよね。

よく例えられているのが、大塚食品が発売しているビタミン炭酸「MATCH(マッチ)」です。

ビタミン飲料特有の風味がするオロナミンCにポカリスエットの爽やかな甘さが合わさることで、清涼感のあるマイルドな味わいになります。

とは言え、味を確かめるには実際に飲んでみることに越したことはありません。

以下の方法で自宅でも簡単に作ることができるので、ぜひ試してみてください♪

用意するもの

  • オロナミンC
  • ポカリスエット
  • 大きめのグラス

作り方

1.グラスに好みの量の氷を入れる

2.オロナミンCを全て注入(120ml)

3.好きな量のポカリスエットを注入

4.よく混ぜて完成!

オロポの写真

ポカリスエットをグラスに入れる際、分量は以下のラインを参考にされてください☟
※オロナミンC一本全てをグラスに注入したときのポカリスエット(ペットボトル500ml)の目安

オロポの割合

オロポを作る上で重要となってくるのが、オロナミンCとポカリスエットの割合です。

今回、下記7パターンのオロポを作成し、その味について分析してみました。

味覚は人それぞれなのであくまで個人的感想ですが、割合に悩まれたときは、ぜひ参考にしてみてください。

サウナでのオロポ効果

味が分かっても、サウナ後に飲むことで何か効果があるのか気になりますよね。

サウナでは、大量の汗をかくことで、水分だけでなく栄養素も排出されます。
主に失われやすいのは、水溶性ビタミンやミネラル分。水に溶けやすい栄養素と言われています。

ここでオロポに含まれる成分をみてみましょう✎

オロナミンC
体に不可欠な5代栄養素の一つ、ビタミン(ビタミンC、B2、B6など)が多く含まれています。
ビタミンは「エネルギーを作り出すサポート」と「健康な体を維持する」という大切な役割を果たします。

ポカリスエット
体液と同じような電解質バランスで作られているため、効率よく水分とミネラルを補給でき、素早く体をうるおすことができます。
また、クエン酸や糖分を多く含み疲労回復にも効果的。


つまり、これらが合わさったオロポを飲むことで、ビタミンとミネラルをスムーズに補給することができるのです。

サウナ後の体をうるおし、美味しく栄養補給できるオロポは、味・成分ともに理に適ったサウナドリンクと言えます。

サウナ後のオロポ黄金比

分析の結果、オロナミンCの「酸味」とポカリスエットの「甘味」、それぞれの特徴を打ち消さない比率は1:2。

ポカリスエットをオロナミンCの2倍にすることで酸味と甘味のバランスがとても良くなります。

しかし、サウナ後は味覚が敏感になり、甘いものはより甘く、普段よりも味が濃く感じるものです。

通常ではバランスのよい比率でも、サウナ後では甘味を強く感じてしまうかもしれません。

それに、熱いサウナに耐えた後は、カーッというのど越しも欲してしまいますよね。

ずばり!!
サウナ後おすすめの黄金比は・・・・・・

「1:1」です!!


ほどよい甘さと微炭酸でのど越しがよく、ゴクゴクと水分補給することができます。

一般的な黄金比として、多くの施設がこの割合で提供しています。

また、人は飲み物の温度によっても味覚が変わるとも言われています。

オロポにおいては、温度が低い程「酸味」を感じ、高い程「甘味」を感じます。
氷の量がいつもより多ければポカリを増やし、少なければオロナミンCを増やすといいかもしれません。

オロポの発祥について

オロポは、東京西麻布のサウナ「adam・eve(アダムアンドイブ)」がその発祥と言われています。

アダムアンドイブは、1995年開業の芸能人御用達としても有名な老舗サウナです。

初代より韓国人の方が親子で社長を務められており、サウナだけでなく、韓国本場のアカスリやマッサージ、本格的な韓国料理を楽しむことができます。

また付近には大使館が多数あり外国人の利用者も多いため、他のサウナにはない雰囲気やサービスが特徴的なサウナです。

オロポの原点は、実はアダムアンドイブより前に開業された、女性専用サウナ「イブ」にありました。

当初よりイブでは、オロナミンCとヤクルトを混ぜた飲み物(オロヤクと呼ばれることも)が提供されていました。

しかし、美味しいけど、大量に汗をかいた後には甘みが強すぎて量も物足りないという意見が多かったそうです。

それを改良しようと、ある日初代社長の思い付きでオロナミンCとポカリスエットをブレンド。

社内で「これは美味しいね!」となり、オロポが誕生したそうです。

オロポが誕生する前までは、サウナで汗を流した後は、食堂で冷えたビールを飲むのが暗黙のルールとなっていましたが、今では利用者ほぼ全員がオロポを注文。

サウナブームに伴ってオロポの需要は一層拍車がかかっているようです。

ドラマ「サ道」でも主人公が食事と一緒に注文するシーンが放映され、オロポは一躍有名になり、王道のサウナドリンクとして君臨し続けています。

【関連記事】サウナ前後におすすめの飲み物は?オロポ以外のドリンクも紹介

オロポが飲めるサウナ施設

サウナブームに伴い、今では多くの温浴施設でオロポを飲むことができます。

価格や割合は施設によって異なりますが、自分で混ぜ合わせるスタイルがほとんどです。

ドリンクを提供していない施設でも、自販機にオロナミンCさえあればオロポを楽しむことが可能。

入浴前~入浴中にポカリスエットの量を減らし、入浴後ポカリスエットが余った容器に冷えたオロナミンCを注入すれば完成です。

氷がないため、物足りなく感じるかもしれませんが、サウナで温まった体を冷やしすぎず水分補給に適しています。


味といい成分といい魅力的なオロポですが、糖分が高いため飲みすぎはNG

しかし、「これを飲むためにサウナに入った」という人がいるほど、サウナーに愛されているオロポ。

サウナの後に1杯、ぜひ飲んでみてくださいね♪

サウナヨーガン福岡天神
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