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地中サウナの写真

サウナ発祥の地・起源とは?フィンランドと日本のサウナ歴史

サウナ発祥の地は、北欧に位置するフィンランド共和国。
約6000年前、狩猟採集生活の中、厳しい寒さと労働の疲れをいやすためのテント式サウナがその起源だと言われています。
暗く長い冬が続くフィンランドでは、サウナは「自然健康法」として受け継がれ、1936年のベルリンオリンピックをきっかけに世界に注目され始めました。

今では、世界各国で利用されているサウナ。
日本でも、新しく画期的なサウナ施設が次々と誕生しています。

サウナはどこでどのようにして誕生し、ここまで発展したのでしょうか。

この記事では、サウナの起源からフィンランドと日本のサウナ歴史を紹介。

サウナの歴史を知り、その本質を知ることで、あなたのサウナライフもより深みが増します。

サウナ発祥の地

フィンランドの写真

サウナは、北ヨーロッパに位置するフィンランド共和国が発祥の地とされています。

高緯度な地域にあるフィンランドは、夏は短く1年の半分以上が冬。
夏場は夜になっても日の沈まない白夜、逆に冬場は日照時間が数時間しかなく、季節の変化が非常に極端な国です。

日本は四季の美しい国だと言われていますが、それでも季節の変わり目には体調を崩してしまいます。

フィンランドの著しい季節変化の中、体内リズムを自分でコントロールするためにサウナは自然に生まれ、必要不可欠なものとして受け継がれてきました。

サウナの起源

サウナの起源はフィンランド国内でも諸説あり、決定的な起源は分かっていません。

なぜなら、フィンランド民族が現在の北欧の地に定住し始めたこと自体が比較的新しく、それ以前からサウナ浴の習慣を持っていたからです。

考古学的研究では約6000年前、木で作った骨組みを動物の皮などで覆ったテント式サウナ、「ダッグアウトサウナ」がその起源だと言われています。

組み立てと解体が容易な作りとなっており、狩猟採集の移動生活の中、厳しい寒さと労働の疲れをいやすために使われていました。

サウナの中には石が積まれており、熱した石に水をかけ温度や湿度を調整する、ロウリュの原型となるものも既に存在していたそうです。

フィンランドのサウナ歴史

フィンランド人にとってサウナは、私たち日本人にとってお風呂のような存在。
たいていの家やマンションンにサウナがついており、その数は2人に1人。
車の所有数より多いと言われています。

太陽の恵みが少ない北欧の風土の中で、生活の知恵として生み出されたサウナは、入浴目的以外にも多くの意味を持っていました。

原始のテントサウナ「ダッグアウトサウナ」の次に誕生したのが、丘や土手のような傾斜地を利用して作られた「地中のサウナ」(アースサウナ、ビットサウナとも呼ばれています)。

地中サウナの写真
アースサウナ/フィンランド「SaunaVillage」にて2023年6月10日撮影

現在の小屋で建てられるようになったのは、約2000年前だと言われています。
この頃にサウナの原点とされている「スモークサウナ」(フィンランドではサブサウナと呼ばれています)が出現。

スモークサウナの写真
スモークサウナ/フィンランド「SaunaVillage」にて2023年6月10日撮影

入浴以外にも食料の貯蔵や、穀物を乾燥させビールを作ったり、麻やリネンを乾かしたりする場所として日常生活に欠かせない場所になりました。
また、煙と熱によって殺菌されているサウナ室は、最も衛生的で神聖な場所だと考えられるように。
病院がそれほど普及していない時代や農村部では、さまざまな治療や手術、出産までもがサウナの中で行われていました。

およそ1000年の間主要なサウナとして利用されてきたスモークサウナの人気は、第二次世界大戦後に衰退。
1900年代になると、煙突付きの薪ストーブ、電気やガスを利用したストーブが使われ始め、より手軽にサウナを利用できるようになりました。

薪サウナの写真
薪サウナ/フィンランド「KUMA」にて2023年6月12日撮影

フィンランドのサウナが世界的に注目されるきっかけとなったのは、1936年のベルリンオリンピック。
フィンランド選手団が選手村にサウナを持ち込んだことによって、他国の参加選手がそれぞれの国に持ち帰り、ドイツをはじめ多くの国々でサウナが取り入れられるようになりました。

ロウリュの歴史

フィンランド式サウナに欠かせないのがロウリュです。
ロウリュ(löyly)とは、サウナストーブの上に積まれた石に水をかけて発生させる蒸気のことをいいます。

フィンランド式サウナの写真

フィンランド「ilola inn」/2023年6月11日撮影

原始時代や今日のように浴槽に湯をはる技術のなかった時代には、世界中の多くの地域で発汗風呂が利用されていました。
発汗風呂とは、汗を発散して入浴する風呂のことを言います。

その形式は、熱した岩や石に水をかけて蒸気を発生させ、その熱で汗をかき入浴するものがほとんど。
ロウリュの原形となるものは原始時代からあったのです。

発汗風呂は現代のように身体を清潔にする目的ではなく、信仰や儀式に近いものとして利用されていました。
「自然の力」が崇拝されていた時代であり、岩や石は多くの地域で忍耐の象徴。
蒸気は入浴者の肌を突き抜け、病を治すとも考えられていました。

サウナという発汗風呂も持つフィンランド人たちは、この蒸気を「ロウリュ(löyly)」と名付け、ロウリュにはサウナの「魂」があると言い伝えてきました。
各国の発汗風呂が近代社会の発展とともに消滅していく中、フンランドのサウナは洗練・維持され続け、ロウリュはフィンランドサウナの醍醐味として、国境や時代をこえて受け継がれてきたのです。

日本のサウナ歴史

近年、日本ではサウナブームが起きているといわれていますが、そもそも日本でサウナが誕生したのはいつなのでしょうか?
また、なぜフィンランド発祥のサウナが日本でここまで流行しているのでしょうか?

日本のサウナ発祥の地

銀座の写真

日本のサウナ発祥の地は、東京銀座の「東京温泉」。
1957年(昭和32年)に導入された、スチーム配管で蒸気を回し熱する国産のサウナが日本のサウナの始まりだと言われています。

東京温泉は戦後間もない1951年(昭和26)年に開業。
各種風呂の他にマッサージやキャバレー、食堂酒場などの娯楽施設も備えた、当時では高級な入浴施設でした。

初代社長、許斐 氏利(このみうじとし)氏はクレー射撃選手でもあり、1956年(昭和31年)のメルボルン五輪に出場。
その際に、フィンランド選手が選手村に持ち込んだサウナをみて触発され、東京温泉に独自のサウナを作ったそうです。

第一次サウナブーム

広く日本国民に知られるきっかけとなったのは、1964年(昭和39)年の東京オリンピックです。
選手村と競技場に本場フィンランドのサウナが設置され注目を浴び、オリンピック後、スポーツ施設やカプセルホテル、銭湯などに相次いでサウナが併設されていきました。

当時、高度経済成長期にあった日本は、娯楽や健康にお金を使う庶民も多く、そのことも合わさってサウナが流行。

これが「第一次サウナブーム」です。

第二次サウナブーム

「第二次サウナブーム」は、1990年代。
「スーパー銭湯」や「健康ランド」などの温浴施設ブームに伴い、再びサウナが注目されました。

この頃の温浴施設は、「お風呂+α」が重要視され、充実した付加価値の提供に力を入れていました。
サウナはその一つとして多くの施設に取り入れられ、ダイエットや健康に効果があるとして流行。

今では当たり前のように目にするマッサージやお食事処、休憩スペース等が普及したのもこの頃からだと言われています。

サウナが流行した理由

そして近年起きているのが「第三次サウナブーム」。

サウナでの体験談などをユーモラスに表現した漫画「サ道」がその火付け役となりました。
2019年のドラマ化とともにサウナは大注目を浴び、のちに流行語となる「ととのう」という言葉によって興味を持つ人が急増したと言われています。

今回のサウナブームはこれまでと違い、空前の盛り上がりを見せています。

その理由は、サウナに関する「健康効果」や「効果的な入り方」などの研究が進み、根拠が明確化され可視化されたこと。
SNSによってサウナ愛好家たちがつながり、その魅力が広く共有されたこと。
テレビや各メディアに取り上げられるようになったことなど、多くのことが考えられます。

しかし一番の理由は、サウナがこの時代に求められているからではないでしょうか。

異常気象や環境汚染、感染病の流行などによる健康面に対する不安。
ネット社会、複雑な人間関係などによる精神面のストレス。

現代社会の中で、あるべき理想の心身状態に保つために、サウナブームは「偶然」ではなく「必然」的に起こっているのかもしれません。

まとめ

サウナ歴史を振り返ると、原始時代からオリンピック、高度経済成長などその時々で様々な影響を受けてきたことがわかります。
そして、これからも時代の変化に伴って「新しい形」で進化し続けていくことが考えられるサウナ。
単なる「流行」で終わらず、新しい「文化」として根付いていくことが期待されます。

昔のサウナの写真


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