サウナの正しい入り方とマナー|初心者におすすめのサウナは?

サウナの写真

近年、マンガや映画、バラエティ番組でもサウナがとりあげられ、目にする機会が増えてきましたよね。
サウナ好きを公言する著名人も多くいます。

「あの人が好きなら始めてみようかな・・・・・。」と興味を持ち、実際にサウナに通い始める方も少なくありません。

しかし、何事も新しいことを始める時には、不安がつきもの。
興味があっても、実際に行くには少し勇気が要りますよね。

そんなサウナ初心者の方のために、この記事では、サウナの基本的な入り方とマナーについてご紹介します。

基礎知識を押さえておけば、誰でも気軽にサウナを楽しむことができますよ♪

サウナの基本的な入り方

サウナ初心者の方に向け、まずは基本的な流れについて説明します。
「サウナに入る」とは、 「サウナ→水風呂→外気浴(休憩)」この3つが1セットになっています。
これを、2~3セット繰り返すのが一般的。

サウナの入り方の写真


サウナ室で「熱い!」、水風呂で「冷たい!」という刺激を体に与え、そのあとの外気浴(休憩)で緊張・興奮状態にある身体を、一気に解放します。

サウナで気持ちよくなるためには、この「緊張」と「緩和」が必要です。

この「サウナ→水風呂→外気浴(休憩)」という一連の流れが、いわゆる「ととのう」状態へ導くための基本的な手順となります。

サウナの基本マナー

どんないいサウナ施設でも、利用者のマナーが悪ければ、「ととのう」ことはできません。
新しく快適なサウナが増えているのにもったいないですよね。

みんなが不快な思いをせず気持ちよく使うためには、各自基本的なマナーを心得ておく必要があります。

サウナの入り方の写真

サウナ室でのマナー

  1. 身を浄める
    サウナ室に入る前は、体と頭を洗い、水分をよく拭き取ってから入りましょう。
    衛生的にもですが、汚れを落とし水分を拭きとることで、発汗作用を促します。

  2. ドアの開閉は最低限に
    サウナ室のドアが開くたびに、室内の温度は下がってしまいます。
    出入りはスムーズに、ドアがきちんと閉まっているかも確認しましょう。

  3. 占領NG
    混雑時にサウナ室内で横になったり、場所取りをしたりなどの占領行為は他人への迷惑です。

  4. 大きな声で話さない
    コロナ禍以降の感染対策として、会話NGの「黙浴」が基本となっている施設が多いです。
    友人と語らいたい場合は、個室サウナや「しゃべってOK」と明示しているサウナを利用しましょう。

水風呂でのマナー

  1. 汗を洗い流して入る
    誰でも他人の汗が混じった水に浸かりたくありませんよね。感染対策的にもNGです。
    また、初心者の方は、ぬるめの水でかけ水をすることで、冷たい水風呂に入りやすくなりますよ。

  2. 潜る・浮かぶはNG
    髪や顔をつけるのは衛生面の観点から基本的には禁止行為です。
    サウナ施設によっては、プールのような水風呂や浮遊できる施設もあるのでそこのルールに従いましょう。

  3. 水流を起こさない
    冷たい水風呂を気持ちいいと感じるためには、水流がないところでじっと動かないのがポイントです。
    バシャバシャと出入りしたり、水風呂内で激しく動いたりして水流を発生させるのは他人への迷惑行為となります。

  4. タオルやサウナパンツはつけない
    腰に巻いているタオルやサウナパンツは脱いでから水風呂に入りましょう。
    付着している垢や石鹼カス、繊維によって水を汚してしまいます。

【関連記事】水風呂の効果と危険性|長く入ると体に悪い?正しい入り方は?

外気浴(休憩)でのマナー

  1. 椅子を洗い流す
    外気浴(休憩)スペースの椅子を使用する前後は、洗い流すのが基本的マナーです。
    共用物は清潔に保ちましょう。

  2. 長時間独占NG
    外気浴(休憩)タイムは所要時間が長いため、スペースがなくなることもあります。
    特に椅子には限りがあるため、その場所で眠ることは避け、体が休まったら速やかに移動しましょう。

  3. ベンチや浴槽の縁に横になる
    休憩時は横になりたくなるのはわかりますが、どこでもかしこでも横たわるのはやめましょう。
    みんなが気持ちよく利用できるよう、場所を独占しないように気をつけましょう。
【関連記事】サウナに外気浴が必要な理由|ととのうための時間と効果を解説

サウナの注意点

さまざまな健康効果があるサウナですが、無理は禁物。
自分のペースで利用することはもちろん、下記の点にも注意が必要です。

  • 発熱時は利用しない
  • 飲酒後または飲酒しながらのサウナ利用は控える
  • こまめな水分補給を行う
  • 我慢はNG
  • 長時間利用は控える
  • 気分が悪くなったときはすぐに退室する
  • 高血圧、生活習慣病、運動制限などがある方は利用前に医師に相談
  • 妊娠中・子供は利用を控える

上記以外にも持病を抱えている方の症状によっては、サウナが禁止されたり、逆に勧められる場合もあります。
サウナにも温度や種類がたくさんあるので、一度医師にご相談されてみてください。

【関連記事】サウナの温度は平均何度?深部体温を上げるのに最適な温度は?

最低限必要なもの

トイレタリーの写真

初めてサウナに行くときは、何をもっていけばいいか不安ですよね。
事前に施設の詳細を調べて身軽に行けるのが一番ですが、それもひと手間・・・・・・。

そこで、「とりあえずこれさえ持っていけばOK!」というサウナに最低限必要な物をご紹介!

  1. 飲み物(500㎖~1ℓ)
  2. タオル(2枚)
  3. 着替え
  4. ビニール袋
  5. シャンプー、ボディーソープ類
  6. スキンケア用品
  7. 小銭とカード

他にも、あると便利なサウナグッズや女性の持ち物について詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせて読んでみてください♪

【関連記事】サウナの持ち物リスト|女性に必要なものと便利グッズも紹介

初めてにおすすめのサウナは?

サウナの看板の写真
フィンランド「Rajaportti sauna」/2023年6月12日撮影

まだサウナに慣れていない方、初めてサウナを利用する方におすすめのサウナは、「安心できるサウナ」です。
サウナや水風呂の温度はもちろん、初めてで不安な心にもやさしいサウナが良いですよね。

ここでは、初心者の方が安心して楽しめるサウナの条件をご紹介。
ぜひ、施設を選ぶ際に参考にされてみてください。

サウナ室の温度は70℃~90℃程度

熱いのが苦手な方、慣れていない方は低めのサウナから始めることをおすすめします。
加減がわからない状態でいきなり高温サウナに入ると、熱中症を起こす危険性が高まります。

ドライサウナより湿度があるウェットサウナ

湿度があるウェットサウナは、室内が乾燥しているドライサウナより息苦しさを感じず、サウナ室内で快適に過ごすことができます。

【関連記事】ドライサウナとは?ミストサウナ・スチームサウナとの違い

サウナの種類が多い施設

まずは自分にとって気持ちいい温度を認識することが大切です。
初めてのサウナは、低温サウナから高温サウナまで、幅広い温度を試すことができる施設をおすすめします。
また、個室サウナであれば人目を気にせずに入浴することができます。

水風呂の温度が低すぎない(16℃~20℃)

水風呂は施設によって異なり、人によっては1桁(9℃以下)を好む方もいらっしゃいます。
初心者におすすめする温度は16℃~20℃。
一般的に15℃以下は痛みを感じる温度とされています。

【関連記事】水風呂が苦手で入れない!克服するコツと入らなくてもいい理由

外気浴(休憩)スペースが広い

外気浴(休憩)は、サウナの中で最も重要な時間です。
サウナ室が広くても、そのあと休むスペースがなければととのうことはできません。
事前に公式サイト等で、お調べすることをおすすめします。

比較的新しい広めの施設

勇気を出して行ったのに、ベテランばかりだと腰が引けてしまいますよね。
ベテランの方には「ホームサウナ」といって、通いつめているマイサウナがあるので、比較的新しいサウナに行ってみるといいかもしれません。
新しいサウナは清潔感もあり、初めてでも快適に過ごすことができます。

【関連記事】サウナの種類と特徴|乾式サウナと湿式サウナの違いと効果

以上、サウナの基本的な入り方とマナーをご紹介しましたが、効果を感じにくい方や慣れてきた方は、サウナの温度や種類を変えたり、自分に合った入り方を試してみたりすることをおすすめします。

「周りの人や施設に迷惑をかけない」を大前提に、各自がマナーを守って、気持ち良くサウナを利用しましょう。

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サウナヨーガン福岡天神
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